【ゲーム紹介レビュー】赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) | 手軽に心理戦が楽しめるブラフゲーム

商品名 赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.)
プレイ人数 3~6人
プレイ時間 ~20分
対象年齢 6歳~
価格 2,200円
ジャンル タイル / カード配置
メーカー アークライト(Arclight)
ゲームデザイナー 佐藤 純一 (さとう じゅんいち)

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』の世界観

童話「赤ずきん」をモチーフにした、配役を演じる心理戦ゲーム

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』の内容物

内容物
  1. キャラクターカード6枚
  2. 進行早見表6枚
  3. おうちタイル6枚
  4. 5点トークン(ハート型) 6個
  5. 1点トークン(丸型) 24個
Point
ゲームが始まる前に、すべて内容物があるかチェックしましょう。

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』 はどんなゲーム?

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』は、「オオカミ」と「それ以外の配役」に分かれます。「オオカミ」は誰を襲撃するか決め、「それ以外の配役」の方は「おやすみなさい」か「トラップ」のカードを伏せます。

「オオカミ」が襲撃成功すると得点、「それ以外の配役」の方は「襲撃されずに、おやすみなさい」を伏せるか、「襲撃されて、トラップ」を引かせることができれば得点を獲得できます。

勝敗について

勝利条件
先に10点を先取したプレイヤーが勝利。複数名いる場合は点数が高い方が優勝。同点の場合は、複数名の勝利。
終了条件
誰かが勝利条件を満たした場合、終了。
得点計算方法

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』は、先に10点先取したプレイヤーが勝利します。配られた配役によって得点計算方法が変わります。

「オオカミ」の場合

襲撃するプレイヤーを決め、そのプレイヤーが伏せたカードをめくります。
伏せたカードが「おやすみなさい」なら得点獲得、「トラップ」なら配役分の点数を渡します。

「赤ずきん、親ブタ、子ブタ」の場合

襲撃されずに「おやすみなさい」カードを伏せるか、襲撃されたときに「トラップ」を伏せていると配役ごとの獲得ができます。配役ごとの点数が異なり、左上に書いてある点数が配役の得点になります。

「おやすみなさい」は得点置き場から、「トラップ」成功時は「オオカミ」の方から得点を回収します。「赤ずきん」の場合、配役点が3点となっており、ハイリスクハイリターンの配役です。

得点を相手プレイヤーに渡すときに、不足している分は中央の得点置き場から支払います。

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』のルール

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』のゲーム準備

—–
—–

ゲーム準備
  1. 最初の配役を決めるために、「オオカミ」プレイヤーを決定します。
  2. 「オオカミ」の配役の方は、ほかのプレイヤーに自由に配役カードを配ります。
Point
ゲームが始まる前に、全陣営がゲームの流れを把握しておくとスムーズ!

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』のゲームの流れ

ラウンドの進み方
配役が決まったら「オオカミ」プレイヤーは目をつぶります。
「他の配役」プレイヤーは、「おやすみなさい」か「トラップ」を表にします。その上に自分の役職カードを重ねて見えないようにします。
全員がカードを伏せ終わったら、「オオカミ」プレイヤーは目をあけます。
自由に会話をして、襲撃する人を決めます。
襲撃する人が決まったら、全プレイヤーが伏せていたカードを公開します。
襲撃されたプレイヤー
「おやすみなさい」を伏せていた場合・・・「オオカミ」プレイヤーに自分の配役分の得点を渡します。足りない分は中央から支払います。

「トラップ」を伏せていた場合・・・「オオカミ」プレイヤーから得点をもらいます。支払い方は上記と同じです。

襲撃されなかったプレイヤー
「おやすみ」を伏せていた場合・・・配役分の得点を中央から獲得します。

「トラップ」を伏せていた場合・・・得点の変動はありません。

ラウンドごとの得点計算が終わったら、「オオカミ」に食べられてしまったプレイヤー、もしくは襲撃に失敗した「オオカミ」が次の「オオカミ」となります。次の配役も「オオカミ」プレイヤーが決定します。

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』の特殊なルール

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』には、特殊なルールはありません。トラップを置ける回数を制限したりするとゲームが面白くなったりもします。自分たちでルールをカスタマイズしてみましょう。

さいごに

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』を実際に遊んでみて

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』を実際に遊んでみて、可愛らしい世界観とは異なり高度な心理戦が展開されゲームだと感じました。後半になると、点数をたくさん持っている人に、高得点の配役を回しにくくなります。

最初はだれかがリードしていても、後半は大体点数が近くなってくるゲームでした。獲得点数が高くなると、噛まれる可能性も上がるので、ドキドキできるゲームです。

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』はどんな人にオススメ?

『赤ずきんは眠らない (Eat Me If You Can.) 』は、手軽に心理戦を味わえるゲームです。駆け引きを味わいたい方にオススメなゲームでした。性格がでやすく、トラップばかり置く人もいるので他の楽しみ方もできそうです。

ボードゲームをやったことがないけど、買ってみようかな?という人にオススメなゲームです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です